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無添加化粧品の歴史

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      無添加化粧品の歴史

      無添加化粧品の歴史

      無添加化粧品、という言葉を一番最初に作ったのは、ファンケルではないでしょうか。 1980年に、創業者の池森賢二さんが、添加物を使わない化粧品を作ろうとはじめたのが ファンケルです。
      化粧品は水で出来ていますから、水というのは腐ります。それを解消するためには、少量ずつ小分けにし、 使い切ることが大切だと考えたファンケルは、医療などで使うバイアル瓶に5mlだけをつめて販売しました。
      その後、無添加処方の化粧品メーカーが少しずつ増えてきました。
      サプリメントを重点的に販売していた「ハーバー」も、化粧品販売を始めます。1983年の創業以来、一貫して「無添加主義」 を追求しています。「ハーバー」という社名は「ヘルスエイド ビューティーエイド」の頭文字をとっており、 「健康と美を助ける」という意味です。

      無添加化粧品の流れ

      1980年にうまれた無添加化粧品ですが、約10年後、1990年代に入ると、 すこしずつ世の中の女性に認知され始めます。
      急成長を遂げる日本において、いろいろな化学成分が輸入され、それに対応しきれずに肌荒れを起こす人が増えている時代でもありました。
      基本的に「旧表示指定成分無添加」の化粧品を無添加化粧品として呼んでいたのですが、 無添加化粧品販売メーカーが増えるにつれてその定義もさまざまな変化がもたらされます。
      防腐剤無添加のみの化粧品や、合成界面活性剤無添加、香料無添加、鉱物油無添加、など、 メーカー各社が独自の定義を持ってして、わが社の製品こそ無添加化粧品だと言い始めました。 これにより、定義のないままスタートした無添加化粧品が、いっそう意味合いを薄くし、反対にユーザーには 添加物無添加の化粧品が求められていきます。

      無添加とオーガニック

      2000年になると、海外から「オーガニック化粧品」という定義が持ち込まれます。 これは、オーガニック化粧品について で詳しく書かれていますが、無添加化粧品が「何が無添加なのか」について追求する化粧品なのに対して、 オーガニックコスメは化学物質をより少なく作りながら、プラス「何が入っているのか」を追求する化粧品です。 たとえば、植物エキスについて、<育て方、育った地域、エキスの得る方法(蒸留・圧搾など)> など、どうやって得られた成分なのかを追求していきます。
      こういった、よりナチュラル志向の化粧品の登場で、無添加化粧品の役割をさらに考えなければならない次代になりました。

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    • 参考文献


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