-
レチノールの効果とは
-
レチノールの効果とは
レチノールの効果とは
レチノールの効果とは
エイジングケアにおすすめな成分の1つにレチノールがあります。
レチノールは、ビタミンAの1種です。
最初はアメリカで、1982年「レチノイン酸」がシワが浅くなる、皮膚が若返ったとの効果もみられ、
医薬部品として登場したのが始まりです。しかし、レチノイン酸は、医薬品成分なので化粧品には使用できません。
その代わり、作用はレチノイン酸より弱いですが、刺激の少ない「レチノール」が化粧品成分として認められています。
ほうれい線に
ほおの横のシワ、これは「ほうれい線」というのですが、
以前テレビで実験を見たのですが、興味深い実験をしていました。
幼稚園児に2人の女性をみせて、
「どちらがふけてみえるか」を答えてもらうという実験がありました。
女性のうち1人は、「眼のしたのシワ」を深く描きました。
もう一人は、口の横の「ホウレイ線シワ」を深く描いていました。
実験結果は、圧倒的に「ホウレイ線が深い女性のがふけて見える」
とのことでした。
目じりのしわよりも、鼻からほおに向けてのびるシワのほうが、全体的な印象を老けて見えさせるのですね。
ここのシワは、なかなか浅くなりづらいのですが、おすすめする成分は、「レチノール」です。
レチノールは、化粧品成分にすると「パルミチン酸レチノール」となります。
「パルミチン酸レチノール」は、通常のレチノールにパルミチン酸を結合させることによって、
お肌への浸透力を格段にアップさせたパワーアップ版です。
少量でも、効果を発揮してくれます。
レチノールの種類
■レチノール
・・・ビタミンAの1種。角質層の保湿性を高める性質がある。コラーゲンの合成退社を促進する成分。
■パルミチン酸レチノール
・・・ビタミンAの1種。肌の保護作用やニキビの治療などに医療でも用いられる。油分に溶け、水には溶けない。
■酢酸レチノール
・・・ビタミンAの1種。肌の保護作用がある。欠乏するとニキビや吹き出物が出来たりする。ビタミンA欠乏症の予防や治療に
医療でも用いられる。
■トレチノイン(レチノイン酸)
・・・ビタミンAの1種。レチノールがさらに酸化されて生成される。角質剥離作用やコラーゲン生成作用がある。
レチノールの効果
レチノールはビタミンAの一種で、欠乏すると表皮が乾燥したり、角化の異常が起きる成分です。
油溶性質があり、油には溶けますが水には溶けないので、レチノール配合の化粧品はクリームがほとんどになります。
肝油にはビタミンAが多く含まれ、ビタミンA欠乏を防ぐために肝油が流行した時代もあります。
ビタミンAが欠乏すると、角質層が乾燥して厚くなり、肌が乾燥して、細胞の抵抗量区も弱まり、細菌感染を起こしやすくなります。
特に冬場のにきびの原因は、ビタミンA不足のことがあります。
レチノール配合のクリームなどで肌を保護すると、角質層が保護され、滑らかになります。

|
参考文献
ページのトップへ戻る
当サイト内の画像・文章等すべての著作権は当サイト運営者に帰属します。無断引用・転載・転用を禁じます。
著作権について