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セラミドとは何か
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セラミドとは何か
細胞間脂質のなかのセラミド
セラミドとは
セラミドとは、肌の潤いを保つ「細胞間脂質」の組成のひとつで、
細胞間脂質の主成分となっており、その50%を占めています。
セラミドは、水分をつかんで離さない特性があり、セラミドがたっぷりのお肌はきめが細かくぷるんとしています。
セラミドには大きく分けて6つのセラミドがありますが、セラミド1は角化症やアトピー性皮膚炎と関係があると報告があります。
また、セラミド1・3・6は乾痒班と関係があるようです(「化粧品中身の真相」中央書院より)。
このセラミドは、年齢とともに減少し、10歳児に「40%」であったセラミドが、50歳では「18%」程度まで
(約半分)減少するといわれています。
6つのセラミド
セラミドには6つのタイプがあります。最近では、セラミド7.8.9なども
見つかるという報告がありますが、現在化粧品に配合される有名な6つのセラミドをピックアップ
してみました。
セラミド1・・・
肌のハリをたもち、なめらかにする。角化症(たこ・うおのめ等)を防ぐ。
セラミド2・・・
高い保水効果を持つ。長時間の水分保持能力を持っている。
セラミド3・・・
肌バリア機能、保護機能に優れている。保水機能。
セラミド4・・・ 肌バリア機能、保護機能。
セラミド5・・・ 肌バリア機能、保護機能。
セラミド6・・・
肌バリア機能、保護機能に優れている。保水機能。肌を滑らかにしツヤを与える。肌荒れを防ぐ。
セラミドは、保水力とバリア力に優れており、加齢が進むにつれてセラミドが減少していきます。
セラミドは保水とバリアが得意ですから、逆に考えると、肌が荒れやすかったり乾燥しやすい、
肌が刺激を感じやすい、という方は、セラミドの減少があるかもしれません。
フィトセラミド
植物由来のセラミドは、お米から得るスフィンゴ糖脂質です。これは角質への浸透がよく、
水分の蒸発を防ぎます。 また
植物から得たセラミドは、ユーカリ
エキスやサイシン抽出物のように、生体内でセラミドを作るのを
促進するものもあります。グルコシルセラミドについて
(中央書院「化粧品有効成分ハンドブックより)
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参考文献
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