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無添加化粧品の防腐剤について

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      無添加化粧品の防腐剤について

      防腐殺菌剤

      化粧品は水分油分が空気に触れて酸化するため必ず腐ります。 この腐る速度を遅くし、酸化を抑えて腐りづらくし、菌の繁殖を防ぐのがするのが防腐殺菌剤です。 腐るのを妨げる防腐の役割と、菌を抑える抗菌の役割をします。

      防腐剤の種類

      防腐剤にはさまざまな成分が認可されています。
      一番有名な防腐剤が「パラベン」ですね。パラベンは、正式名を「パラオキシ安息香酸エステル」といい、 無色で匂いが少なく抗菌性が高いため良く用いられます。ただ、人により肌刺激を感じる成分のため、 無添加化粧品では使用されないかもしくはごく少量のみとすることが多いです。

      無添加化粧品でよく使用される防腐剤

      無添加化粧品でよく使用されるのが、フェノキシエタノール、クオタニウム-73、ソルビン酸、ティーツリー油などです。

      ◆フェノキシエタノール・・・グリコールエーテルの一種。殺菌作用があり化粧品には1.0%まで含有が認められています。

      ◆クオタニウム-73・・・色素の一種で抗菌性を有します。比較的刺激の少ない成分で、化粧品には0.002%以下含有が認められています。

      ◆ソルビン酸・・・防カビに優れており、食品に良く使われます。化粧品には0.5%まで含有が認められています。

      ◆ティーツリー油・・・オーストラリアに古くから自生する植物で、香りも良いため香りを主体とした化粧品にも応用されます。

      以上が無添加化粧品でよく用いられる防腐剤です。これ以外にも、エタノールで防腐したり、ヒノキチオールで抗菌したりという 方法も、無添加化粧品ではよく使用されます。どれも、「パラベンを使わない」前提でほかの防腐剤を選んでいる形かと思われます。
      また最近ではレウコノストックダイコン根発酵液という、天然植物エキスによる防腐効果の高い成分も開発されました。 1%〜2%の添加量でカビに対しても強い抗菌効果を有する植物エキスです。こういったあたらしいナチュラルな成分も開発されています。

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