どうしてニキビはできるのかについて考えます
にきびは思春期の男女の顔にできることが多いですね。
これは、脂腺のはたらきが高まる時期で、皮脂が流れ出て汚れがたまりやすくなるからです。
また脂性だけではなく、角質が厚くなりすぎて毛穴をせまくふさいでしまうことで、皮脂がつまってしまうという
理由からにきびができることもあります。
眉間や眉毛、鼻の頭、鼻腔周りなどにできやすく、ニキビの第一段階「コメド」といいます。これは、
押し出すと黄白色のかたまりが出てくるものです。これがひどくなると、ニキビの第二段階としては赤く固まってしまいます。
そして第三段階は細菌感染を起こして膿んできた状態です。
にきびのできやすさにも、遺伝関係があるといわれています。
にきびは「男性ホルモン」の分泌が多くなる思春期に現れますが、
40歳ちかくなってからニキビができるひともいます。
食事で刺激物を多く取りすぎたり、当分の多いものもニキビができやすいといわれています。
また、ストレスなどの内的要因も肌に現れることもあります。
毎日のスキンケアで出来るニキビ対策を紹介します。
まずは洗顔をきちんとする、これは、石鹸のアルカリ性でしっかりと汚れを落として、雑菌の繁殖をおさえるためです。
汗や皮脂がそのまま残っていると、にきびと反応して膿んでしまうことがあります(にきびの第三段階)。
次に、化粧水、乳液でケアします。オイルは控えめにし、クリームでもこってりとしたオイルタイプではなく、
乳液タイプのさらっとしたものを使用します。
これは、ホルモンバランスで肌に脂が多くなっている時期ですので、オイルを過剰に与えないためです。
また、食事としては、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンAなどがおすすめです。
ビタミンB2が多い食品・・レバー、うなぎ、うに、のり、さば、納豆、いくら、たらこ、たまご、まいたけ、
ビタミンB6が多い食品・・・にんにく、まぐろ、酒かす、かつお、鶏肉、いわし、さんま、あじ、スモークサーモン