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無添加化粧品とは
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無添加化粧品とは
無添加化粧品とは
無添加化粧品とは
無添加化粧品とはなんでしょう。
この呼び方は、昔の制度のなごりなんです。
2001年3月までは、化粧品にどんな成分が配合されているか、全部を表示する義務はありませんでした。
厚生省によって定められていた、アレルギー反応を起こす疑いのある成分102種類の成分だけは、
「入っている場合は箱やビンに成分を表示しなさい」と決められていました。
表示指定成分
それは「表示指定成分」と呼ばれています。
現在では「旧」の文字がつき、「旧表示指定成分」と変わっています。
これらの102種類の成分は、人の肌へなんらかの影響を及ぼすとされ、
特別にそれらだけは箱もしくはビンに明記されていたのです。
その、「表示指定成分」が入っていないものを総じて「無添加化粧品」と呼んでいました。
しかし、この旧表示指定成分は、目立っていた成分がピックアップされていたり、逆に、指定成分に入らなかった高刺激の成分がまだあったりして、
その後も改定も見直しもされておらず、現在ではほとんど意味の無い分類となっています。
ですので、当サイトでの「無添加化粧品」の定義としては「旧表示指定成分無添加」は使っていません。
現在は、「全成分が知りたい」という声が多くなり、 外国では全成分表示という国も多くなるのをうけて、 2001年からは、
指定成分の枠組みは消え、そのかわり、「全成分」表示義務となったため、無添加というカテゴリーもあいまいになりました。
今ではどの化粧品も、「配合成分をすべて、箱かビンに表示しなさい」と決められています。
現代の無添加化粧品
現代ではさまざまなメーカーから無添加化粧品が販売されています。
それはメーカー独自のルールによる無添加の定義がなされており、A社は「旧表示指定成分が無添加」というルール、
B社は「合成香料・着色料・パラベンが無添加」というルール、というように、
各社によってそれぞれの無添加ルールが成り立っています。
わたしたちはそれぞれのメーカーの説明をしっかりと理解して、選ぶ必要があります。
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参考文献
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